船釣り 子供用おすすめウエア準備
船釣りにお子さんを連れて行く際の服装ガイド:快適で安全な釣り体験を
春夏用や秋冬用など、シーズンに合わせたインナーからブーツまでを総合的にご紹介します。釣り以外のアウトドアでも活用できる実用性の高いアイテムを揃えましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 船釣り用お子さんのウエア準備
- 春夏編:暖かい季節の船釣り服装ガイド
- 秋冬編:寒い季節の防寒対策と服装
- まとめ:快適で安全な釣り体験を
船釣りでの服装の基本ポイント
船釣りは、地上とは異なる気候条件や環境の中で行うため、特有の準備が必要です。以下のポイントを押さえることで、お子さんが快適かつ安全に過ごせるように配慮しましょう。
1. 防寒・防暑対策
海上の気温や風の強さは地上とは大きく異なり、早朝や夕方の冷え込みが予想外に厳しい一方で、日中には急激な気温上昇があることもあります。特にお子さんは体温調節が難しいため、重ね着や脱ぎ着がしやすい服装が大切です。季節ごとに適したウェアを選ぶことで、暑さや寒さに適応できるようにしましょう。
2. 防水性のある服装
船上では波しぶきや突然の雨に備える必要があります。防水性が高く、動きやすいウェアを選ぶと安心です。また、座る場所が濡れていることもあるため、膝丈の防水パンツなどを組み合わせると、さらに快適に過ごせます。
3. 安全装備の徹底
すべての小型船舶では、国土交通省の法令によりライフジャケットの着用が義務付けられています。特にお子さんには公認のライフジャケット(桜マーク付き、タイプA)の使用が推奨されています。ライフジャケットは事前にレンタルや購入を確認して準備するのがおすすめです。
私は年間釣行30回のサラリーマン釣り師です。これまで、2人の息子や、釣り仲間と年間30回の船釣りを約15年以上続けてきました。乗船した船数は東京湾・相模湾・上越沖を入れて20隻以上です。
寒い冬の日初めて6歳だった次男を釣り船に同乗させました。その時は、スノーボードで買ったウエアを使いました。次男は問題なく快適に過ごせることができました。
春夏編:暖かい季節の船釣り服装ガイド
春から夏にかけての船釣りは、気温の変動が激しいため、対応できる服装が必要です。特に暑さ対策と防寒対策を両立させることが大切です。春から夏の海上は、気温の変動が激しいため、柔軟に対応できる服装が必要です。特に暑さと防寒を両立させる工夫が重要です。
海上では、時には暑かったり、時には寒かったり。早朝の港の出発時の気温と、釣りが終わりのお昼過ぎの帰港まで気温は大きく変動します。特に朝寒かったのに、昼過ぎは大幅な気温上昇で、お子さんの体調を崩さないよう配慮が必要です。夏場の猛暑の場合は特に気を付けなければなりませんが、朝と昼の温度の変化、雨、波しぶき対策など様々な視点から、快適に過ごすためのウエアと準備品をご紹介いたします。
ウインドブレーカー(長袖)
夏場でも朝夕の冷え込みや風対策に、防水仕様のウインドブレーカーを持参しましょう。コンパクトに折りたためるタイプが便利です。急な天候変化にも対応できるため、必須アイテムといえます。
濡れても良いパンツ(ひざ丈の海水パンツなどがお勧め)
膝丈の海水パンツや水陸両用のショートパンツが最適です。船上は水濡れすることが多く、座った場所が濡れていることも珍しくありません。防水性が高く、快適に動ける素材のものを選びましょう。お尻の部分が濡れても浸水しないタイプが望ましいです。浸透してしまう素材の場合は、別途、クッションを用意してください。
長靴もしくは濡れても良い靴
靴はお子さんの安全を守るため、慎重に選びましょう。夏の暑い時期以外は、長靴が最適です。雨の日や水場で使用できるデザインが多く、釣り以外でも重宝します。夏場にはクロックスタイプの靴が便利です。足先がしっかりカバーされ、濡れても問題ないデザインのものを選ぶと安心です。
夏の暑い時期以外の季節では、長靴をお勧めしています。釣り以外でも使える可愛いモデルがたくさんあります。私も『HUNTER』のブーツで釣り船に乗り込んでいます。
夏場は日常生活でもサンダルを履くようになりますが、船上では、いつも履いている運動靴や、夏用サンダルをお勧めしません。
- 船上では滑りやすく、けがをする可能性がある
- 船上で魚が暴れたりした場合、魚のとげでけがをする場がある
という理由からです。足回りを守ることを意識しなければなりません。そこで、濡れてもよく、足先の指が隠れ、足を守ってくれるという視点ではクロックスタイプがおすすめです。
ライフジャケット
現在、日本では小型船舶においてライフジャケットの着用が義務化されています。特にお子さんの場合、桜マークのタイプAが推奨されています。船宿でレンタルも可能ですが、事前に確認して準備しましょう。自分専用のものを用意しておくと安心です。
帽子
日差しを避けるため、帽子は必須です。風が強い日でも飛ばされないよう、紐付きやサイズ調整可能なタイプがおすすめです。特に海上では紫外線が強いため、つばの広い帽子を選びましょう。
秋冬編
秋冬でも、秋口と晩秋、冬場とは異なります。気温を重視してご対応ください。
濡れても良いダウンなどブルゾン(長袖)
スキーウエアや、スノーボードのウエアなど丈夫なものをお勧めいたします。釣具店を探しても子供用のウエアはほとんどありません。いろいろためしましたが、冬山対応のスノーボードウエアがベストチョイスです。
パンツ(雪山用・スキースノーボード用)
スノーボードのウエアが最もおすすめです。現在は、スキーウエア、スノーボードウエアの機能性とファッション性の高い商品がたくさんあります。デザインだけではなく、防水性などの機能をご確認ください。
インナー(ユニクロのヒートテックなど)のもじもじ君仕様のような上下
冬の船釣りの時は、インナーが最も重要です。快適にお過ごしいただくために冬場は必ずご着用ください。インナーを着用してるのと、していないのでは大違いです。
まとめ
お子さんが安心して楽しむためには、季節に合わせた柔軟な服装準備が鍵です。春夏と秋冬それぞれに適したウェアの選び方を取り入れて、快適で楽しい釣行をお過ごしください。家族の素敵な思い出作りの一環として、釣り以外にもアウトドアで活用できるアイテムを揃えれば、あらゆる場面で役立ちます。
ぜひご参考にしてください。
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